神戸空港と関西空港を結ぶ高速船を運航する神戸市の第3セクター「海上アクセス」が民事再生法の適用を申請しました。負債総額は約138億円です。
神戸市の第3セクター「海上アクセス」は、神戸空港と関西空港を結ぶ高速船「ベイ・シャトル」を運航していて、年間約39万人が利用しています。
しかし、神戸空港開港前の事業で生じた多額の負債を抱えていて、経営を健全化するため、16日、神戸地裁に民事再生手続きの開始を申し立てました。
負債総額は約138億円です。
海上アクセスは「会社の経営は3年前から黒字に転じていて、ベイ・シャトルの運航はこれまで通り継続する」としています。
一方、神戸空港は16日で開港から丸6年が経ちました。新規路線の開設などで搭乗者は4年ぶりに前の年より増加しましたが、着陸料の安い小型飛行機が主力のため収入は伸び悩み、厳しい経営が続いています。
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