同僚だった男性の郵便貯金を不正に引き出したとして、37歳の男が逮捕されました。
男性は脳挫傷で死亡していて、警察が関連を調べています。
詐欺などの疑いで逮捕されたのは、住所不定・無職の進藤一朗容疑者(37)です。
進藤容疑者は5年前、兵庫県宝塚市の郵便局で、同僚だった建設作業員の男性(当時54)の通帳や印鑑を使って、現金5万円をだまし取った疑いが持たれています。
男性はその後、宝塚市内のアパートで脳挫傷で死亡しているのが見つかっています。
調べに対し進藤容疑者は「記憶がはっきりしない」と供述していますが、警察は進藤容疑者が男性の死亡についても事情を知っている可能性もあるとみて調べる方針です。
進藤容疑者は去年、神戸市内の雑居ビルで45歳の知人に暴行を加え死亡させたとして逮捕・起訴されています。
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