大阪市交通局の労働組合が選挙活動に使ったとするリストを非常勤の職員がねつ造していた問題で、この職員が大阪維新の会への内部告発していた疑いが強いことがわかりました。
大阪市交通局は26日、去年11月の市長選挙で労働組合が作ったとされた文書について、30歳代の非常勤職員によるねつ造だったと発表しました。
この文書を基に、大阪維新の会は市議会で「労働組合と交通局が組織ぐるみで選挙活動をしていた」と指摘していました。
大阪維新の会によると、内部告発者はこの非常勤職員だったということです。
【橋下徹・大阪市長】
「色々な客観的な証拠からすれば、告発者がねつ造したということは高い蓋然性で認められる」
維新の会は、「結果的にねつ造をあぶり出し、対応に問題は無かった」とコメントしています。
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