北朝鮮が13日朝、長距離弾道ミサイルを発射しましたが、失敗に終わりました。
近畿各地の反応をまとめました。
午前10時ごろ、JR大阪駅で新聞の号外が配られました。
【号外を読んだ人】
「スカくらうってなあ、あの国らしいわ」「失敗してよかったわ」「やっぱりなって。装備も良くなかったように思うし、管制室も小さかったし」「失敗したらまたもう一回チャレンジするってことですよね、まだまだ不安はありますよ」
【コリアンタウンで店を営む男性】
「技術的にも失敗を世界中に知らしめていることなので、何のためにやったのかなって疑問に思う。恥ずかしい。日本にある民族の学校にもう少し力を貸してくれたらと思う。そんなことにお金を使うよりかは」
北朝鮮の拉致被害者・有本恵子さんの両親は、神戸市の自宅でミサイル発射が失敗に終わったことを知りました。
【有本恵子さんの母・嘉代子さん】
「失敗してよかったと思ってます。でないと大変なことになりますもんね。日本の上に落ちて来たりしたら」
【父・明弘さん】
「自業自得やな。(北朝鮮の)体制を変えるええチャンス」
ミサイルの発射を受け、対応に追われた日本海側。
今回、浮き彫りとなったのは、政府の情報の遅さです。
国と地方自治体の間で緊急情報をやりとりするエムネット。
兵庫県香美町に一報が届いたのは、発射から20分以上たった午前8時3分でした。
しかし・・・。
【一報を受けた香美町職員】
「『発射については確認中』ということなので・・・『発射したとはわが国では考えていない』ということですね・・・」
そして午前8時23分、「何らかの飛翔体が発射された」との情報が届き、町民に防災無線で周知できたのは、発射からおよそ1時間後のことでした。
【町に響く防災無線】
「ミサイル発射が確認されましたが、日本への影響はないものと考えられます」
【町職員】
「システムが専用で入っているので、テレビ報道より早いと思っていたが、思っていたより遅い感じがした」
政府の情報よりも、メディアの情報が
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