18日、神戸市西区の住宅で91歳の女性がミイラ化した遺体で見つかった事件で、警察は61歳の長男を死体遺棄の疑いで逮捕しました。
逮捕されたのは神戸市西区伊川谷町の無職・藤本克巳容疑者(61)で、母親の須美恵さん(91)の遺体を自宅に放置した疑いが持たれています。
須美恵さんの遺体はミイラ化していて、死後、かなりの期間が経っているとみられ、顔には布がかけられた状態で18日午後見つかりました。
【近所に住む男性】
「3日ほど前やね、息子さんを見たのは。こっちを1回も見ないし、挨拶もなかった」
警察は遺書らしきものを残して行方が分からなかった藤本容疑者を18日夕方、長田区内で見つけ、事情を聞いていました。
藤本容疑者は容疑を認め、「母は今年1月頃に亡くなり、そのまま放置した」と供述しているということです。
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