大阪府高槻市で市営バスの営業所の売り上げ金4000万円以上が足りないことが分かり、市は調査委員会の設置を決めました。
高槻市の調査によりますと、市営バスの2つの営業所では営業終了後、運転手が運賃箱を回収し、精算機を使って入金した金額と利用額を記録しています。
その上で管理職員らが売り上げ伝票を作り銀行に入金しています。
しかしことし1月市が経理処理の見直しを行ったところ、伝票の総額と実際の利用額との間に差があることがわかりました。
差額は記録が残っている2009年12月からことし2月までの間で、4000万円以上にのぼるということです。
市は調査委員会の設置を決めていて、何者かが売上金を抜き取った疑いがあるとみて、刑事告訴も検討しています。
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