大手電機メーカーのシャープは、昨年度の連結決算が過去最大の3760億円の赤字になると発表しました。
シャープは国内の液晶テレビの需要が急激に減ったことや太陽電池の価格が下落したことから、売上が2010年度に比べ18.7%ダウンしました。
また台湾の「鴻海グループ」との資本・業務提携により事業の見直し費用がかさみ、昨年度の連結決算は過去最大となる3760億円の赤字となりました。
【シャープ 奥田隆司社長】
「オンリーワンの商品を次から次へと出す取り組みが不足していた。メーカーの使命として大いに反省している」
シャープは今年度も300億円の赤字になる見通しを明らかにしています。
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