大阪維新の会の大阪市議会議員が、政務調査費で支払った事務所の家賃の一部を政治献金として受け取っていたことがわかりました。
議員は、献金を全額返金する方針です。
維新の会の飯田哲史市議会議員は、去年2月から大阪市城東区のビルの一室を事務所として使っています。
飯田議員はオーナーに対して入居時に月10万円、当選後は12万円に値上がりした家賃を支払い、その9割を政務調査費でまかなっていました。
去年12月にオーナーの父親は、飯田議員に24万円を献金していて、この金は「家賃の値上げ分をあてた」と話しています。
3日午後、飯田議員は会見を開き、「オーナーと父親は別人なので献金に問題はないと思っていた」と説明しました。
【飯田議員】「疑念を抱かれないために、きちっと全額、本日、返金の手続きをとらせていただきました」
飯田議員は、「政務調査費で払った家賃が献金の原資なら、受け取るのは不適切だ」として全額を返金する方針です。
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