大阪市中央区で今年4月、親子3人が無理心中を図った事件で、警察は入院していた母親を殺人の疑いで逮捕しました。
【記者リポート】「午後2時です。退院した母親が警察の任意同行の求めに応じ、病院を後にします」
殺人の疑いで逮捕されたのは、フィリピン国籍のサイス・マ・セシリア・ミランダ容疑者(29)です。
調べによりますと、サイス容疑者は4月15日早朝、大阪市中央区の自宅マンションで、長男の斎須竜くん(6)の首や手首などを包丁で切り付けて殺害した疑いが持たれています。
サイス容疑者は「子どもを切り付けたことは間違いない」と容疑を認めています。
サイス容疑者も自ら手首などを切り、治療を受けていました。
事件当時一緒にいた4歳の長女も大けがをしていて、警察は今後、無理心中を図った動機などサイス容疑者を追及する方針です。
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