ＪＲ西日本の元駅員が定期券を不正に発行して現金をだまし取ったとされる事件で、元駅員の知人の男が定期券の払い戻しを受けていたとみられることがわかりました。
ＪＲ明石駅の元駅員・宇留島剛容疑者（５０）ら４人はことし１月、架空の定期券を発行して払い戻す手口で、現金１５万円余りをだまし取った疑いで逮捕されました。
ＪＲ西日本によりますと、宇留島容疑者らは同じ手口を６００回以上繰り返し被害総額は８６００万円にのぼるということです。
その後の調べで、宇留島容疑者の知人で清掃作業員の西田和史容疑者（４２）が駅の窓口で定期券の払い戻しを受けていたとみられることがわかりました。
警察は宇留島容疑者が犯行を主導し、西田容疑者を払い戻し役にすることで犯行の発覚を防ごうとした疑いもあるとみて調べています。
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