去年、台風による豪雨で大きな被害を受けた和歌山県那智勝浦町で、梅雨入りを前に大雨を想定した避難訓練が行われました。
避難訓練には地元の消防団と住民らが参加しました。
那智勝浦町では、去年9月の台風12号がもたらした豪雨災害で川の氾濫や家屋の倒壊によって28人が死亡、1人が行方不明のままです。
消防団員らは、逃げ遅れて自主避難が困難になった住民を収容する手順を繰り返し確認していました。
【住民】「これから梅雨になるので、また避難勧告が出た時のことを思えば、何度も(訓練を)繰り返していけばいいと思います」
消防団長は「去年の災害を教訓に今後も訓練を続けたい」と話していました。
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