アスベストによる健康被害の救済制度を広く知ってもらい、埋もれた被害者を救おうと呼びかけるビラ配りが行われました。
神戸市中央区では、元労働者らでつくる「アスベスト被害対策兵庫センター」が救済制度を紹介するビラを配りました。
アスベストは1980年代まで大量に輸入されていました。
アスベストを原因とする病気は潜伏期間が長いため、元労働者らの健康被害が今後さらに拡大すると考えられています。
センターは、健康診断を年に2回無料で受けられる「石綿健康管理手帳」など救済制度の活用を呼びかけています。
【肺がんを発症した赤木正夫さん】「きちっとした検査を受けてもらいたい。早期発見、早期治療ということで」
また来月1日には、健康被害や労災申請などの相談に応じる会を無料で開く予定です。
「アスベスト被害対策兵庫センター相談会」
6月1日14時半~ 神戸市勤労会館 050-3386-9188
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