帰省などでフェリーの乗客が増える年末年始を前に京都府舞鶴市では海上保安部による大型フェリーの安全点検が行われました。
安全点検は、舞鶴と北海道の小樽を結ぶ日本海フェリー「あかしあ」で行われ、海上保安部と近畿運輸局の職員が立ち入りました。「あかしあ」は乗客820人、トラックなど200台を収容することができる大型カーフェリーで、年末年始は、多くの帰省客が利用するほか物流も多くなります。この安全点検では、ブリッジで救命ボートのエンジンのかかり具合を調べたり、緊急時に使う通信装置の動作確認など、安全管理の体制や緊急時の体制など10項目についてのチェックが行われました。フェリー会社では、冬の日本海を安全に運航できるよう、万全な体制を整えたいとしています。
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