13日未明、和歌山県古座川町で住宅が全焼する火事があり、65歳の男性とみられる遺体が見つかりました。
同居していた弟が放火をほのめかす供述をしているということです。
午前4時15分ごろ、和歌山県古座川町の住宅で火事があり、木造平屋建ての母屋や離れで、約180平方メートルが全焼しました。
この火事で、1階の居間部分からこの家に住む伊東俊彦さん(65)とみられる性別不明の遺体が見つかっていて、確認が進められています。
【近所の人】
「伊東さんはとっても感じのいい人で頭もさえる」
伊東さんは体が悪く寝たきりで、同居していた弟(62)が介護をしていたということです。
弟は警察の任意の事情聴取に対して当初、「用を足すために外に出て戻ってきたら火が上がっていた」と話していましたが、その後、放火をほのめかす供述をしているということです。
警察は弟から引き続き事情を聴き、容疑が固まり次第、放火の疑いで逮捕する方針です。
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