東日本大震災の津波で失われた街並みを復元した模型の展覧会が、神戸で開かれています。
東日本大震災で失われた街並み、そこには、かけがえのない「日常」がありました。
神戸で開かれているこの展覧会では建築を学ぶ学生が、東北の沿岸部を500分の1の縮尺で正確に復元した模型117点が展示されています。
宮城県気仙沼市の模型には地元の人たちと学生が色を塗り、思い出の場所には旗を立てました。
【失われた街模型復元プロジェクト・槻橋修実行委員長】
「たくさんの街にはたくさんの人との思い出がいっぱい詰まっていたと思う。そういった思い出を少しでも現地の人に取り戻してもらいたい。」
また、会場では阪神淡路大震災の前の神戸の街並みも復元されています。
この展覧会は7月15日まで兵庫県立美術館で開かれています。
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