奈良県田原本町で、1歳の長女に大けがをさせたとして22歳の母親が逮捕された事件で、母親は過去にも虐待を疑われていたことがわかりました。
田原本町の無職・米澤聖代容疑者(22)は、1歳の長女の頭を平手で殴って頭の骨を折るなどの大けがをさせた、傷害の疑いで22日逮捕されました。
長女は今も意識不明の重体です。
米澤容疑者が、長女の出産後に暮らしていた奈良県三宅町によりますと、今年3月、米澤容疑者を訪問した町の職員が長女の顔に擦り傷やアザがあるのを見つけていたということです。
虐待を疑う職員に対して米澤容疑者は「2日前に転んだ」と説明し、その後の検診などでも体にけがはなかったため、町は虐待ではないと判断していました。
警察は、米澤容疑者が過去にも長女に暴行していなかったか調べる方針です。
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