大阪大学のキャンパスで腹に刃物が刺さった留学生が救急搬送された事件で、留学生が自分で腹を刺した疑いがあることがわかりました。
24日夕方、大阪大学豊中キャンパスで、28歳のベトナム人留学生の男性がわき腹に刃物が刺さった状態で警備室に駆け込みました。
留学生は2週間のケガで命に別状はなく、警察は殺人未遂事件として捜査しています。
その後の調べで、大学内には血の跡が見つからなかったほか、事件の目撃情報が全くないことなどがわかりました。
留学生が論文のことで悩んでいたという情報もあり、警察は、留学生が自分で腹を刺した疑いもあるとみて、本人のけがの回復を待って詳しく事情を聴く方針です。
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