関西電力はこの夏の節電効果はおよそ11%になると発表しました。
大飯原発を再稼働しなくても乗り切れた可能性もあり、今後検証する方針です。
関西電力は先月2日から来月7日までおととしに比べ10パーセント以上の節電を求めていますが、現時点で節電効果は11パーセントになると発表しました。
大飯原発3、4号機を再稼働しなかった場合の最大供給量2542万キロワットを需要が上回った日は13日間あったということです。
この13日間について大飯原発を再稼働しなくても電力が余っていた他社からの融通で乗り切れた可能性が指摘されていますが、関西電力は改めて再稼働の必要性を強調しました。
【関西電力給電計画グループ山田力マネージャー】
「大飯の再稼働は安定供給上は必要不可欠だったと考えています」
一方で、夏の需給状況を総括する際に検証することは必要との認識を示しました。
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