大阪市の橋下市長を代表として結党する「日本維新の会」が、2回目となる公開討論会を開き、新たに合流を希望する現職の国会議員2人が参加しました。
2回目となる23日の公開討論会には、自民党の谷畑孝衆議院議員と民主党の今井雅人衆議院議員が新たに参加しました。
討論会は維新の会が、合流を希望する議員と政策が一致するかを見極めるために開いていて、討論の中心は前回持ち越しとなった外交・安全保障問題でした。
今回はジャーナリストの田原総一朗氏が進行しましたが、橋下代表ら維新側と田原氏との議論がほとんどで、初めて参加した2人から維新の会の方針と異なる意見は出ませんでした。
【「日本維新の会」代表・橋下徹大阪市長】
「普天間の米軍基地を直ちに他県に持っていけるか、そういう二枚舌は使っちゃいけないと思う、政治が沖縄の人たちに腹立つのは分かるけど、日本全体のことを思ってお願いしにいかないといけない」
【民主党・今井雅人議員】
「(民主党は)それぞれの議員がそれぞれの想いの中で、勝手勝手に行動した、とにかく何を決めても、バラバラに動かないということ、バラバラに動くと何が意志か分からなくなる」
今回参加した2人は「日本維新の会」に合流するためにそれぞれ今週、離党する方針です。
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