JR関西線の車内で大量の針と虫ピンが見つかりました。
また、大阪市営地下鉄では、乗客から「体に画びょうが刺さった」との申し出があるなど、危険物が相次いで見つかっています。
51本の縫い針と虫ピン。
走行中の電車の中で見つかったものです。
18日午前11時頃、JR関西線の下り電車の車内で、乗客が座席に針とピンが刺さっているのを見つけました。
JR西日本によりますと、51本のうち6本が座席に刺さっていて、残りは座席の下に散乱していたということです。
ケガ人はいませんでした。
また、大阪市営地下鉄千日前線の車内では、乗客の男性が「座席に座った際に痛みを感じ、おしりに画びょうが刺さっていた」と駅員に申告し、画びょうを手渡しました。
男性がすぐに立ち去ったことから、ケガの有無は不明です。
さらに17日、谷町線の車内では座席のシートの上でこんなものが見つかりました。
これはクリップをまげたもので、先端が上を向くように加工したとみられます。
乗客にけがはありませんでした。
大阪市営地下鉄では、ことし5月から針や画びょうなどが見つかるケースが51件にのぼっていて、車内点検を強化しています。
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