東西の歌舞伎役者が勢揃いする京都・南座の「吉例顔見世興行」を前に、演者の名前を看板に書き込む「まねき書き」が始まりました。
「まねき」とは、歌舞伎の顔見世興行の演者の名前が書かれた看板です。
清酒を混ぜた特殊な墨を筆になじませ「勘亭流」という歌舞伎独特の書体で、役者の名前をヒノキの板に書きます。
今年の顔見世は、6代目・中村勘九郎さんの襲名披露公演のほか人間国宝の坂田藤十郎さんや、市川團十郎さんなど東西の人気役者が勢揃いします。
「まねき」は、今月26日に南座の正面に飾られ、30日から始まる顔見世興行を盛り上げます。
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