大阪市の橋下新市長は、19日午前11時、就任会見に臨みました。
会見で、橋下新市長は、「大都市制度、教育制度で生活保護制度などで国が変わらなければ国会議員を擁立し変えていかないといけない」と語り改めて大阪維新の会の国政進出に言及しました。
また橋下新市長は、大阪の政治の仕組み、「統治機構」を変えることができなければ日本は沈むと持論を展開しました。
橋下新市長は大阪市と大阪府を解体し、東京都のような形に再編する「大阪都構想」の実現を目指していて、一連の市政改革を「大阪都構想」実現への第一歩と位置付けています。
この後、橋下新市長は東京に向かい、藤村官房長官など政府の要人や各党の幹部、また、民主党の小沢元代表とも面会し、大阪都構想実現のために国政にも協力を要請する予定です。
大阪の形を根本から覆すため、多くの反発も予想されますが、どこまで改革を進められるのか。
橋下新市長の手腕が試されます。
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