女性に乱暴してけがをさせたとして強姦致傷などの罪に問われた、元海上自衛隊の自衛官の男に対して、徳島地方裁判所は懲役13年の判決を言い渡しました。
判決を受けたのは海上自衛隊徳島教育航空群に所属していた、元自衛官の嶽野真也被告(27)です。
判決によりますと嶽野被告は去年11月、徳島市内で女性を強姦してけがを負わせ、現金約4万円を奪ったほか、去年12月からことし1月にかけて女性5人にわいせつな行為などをしました。
判決で徳島地方裁判所の佐藤晋一郎裁判長は「自衛隊の訓練で鍛えた肉体で行った犯行は、凶器を用いた暴行に匹敵するほど危険かつ悪質」と述べました。
そして「被害者の精神的な被害は重大」などとして、求刑通り懲役13年の判決を言い渡しました。
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