和歌山県高野町の高齢者施設で、認知症の入所者の顔に職員がパンストをかぶせるなどの不適切な行為があったことが分かり、町が調査を進めています。
入所者への不適切な行為があったのは、高野町の特別養護老人ホーム「南山苑」で、先月、和歌山県に通報がありました。
高野町が調べたところ、3年前のクリスマスパーティーで、女性職員が認知症の男性入所者の顔にパンストをかぶせ、写真をとるなどしたということです。
この他にも、男性職員が入所者にアダルトビデオを見せたこともあったということです。
【南山苑・西辻政親苑長】
「(職員が)ストッキングをかぶせた、手伝ったということ」「反省しています」
町では、これらが虐待行為にあたる可能性があるとみて、施設に改善計画の提出を指示するとともに、さらに詳しく調べています。
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