台風12号の影響で運行が中止されていた和歌山県新宮市の「瀞峡」をめぐる観光船が21日、4か月ぶりに営業を再開します。
和歌山県新宮市では20日、観光船「ウォータージェット船」の運行再開を記念しセレモニーが開かれました。
ウォータージェット船は、熊野川の渓谷「瀞峡」を楽しむ人気観光船で、毎年およそ9万人が利用します。
しかし、今年9月の台風12号で、熊野川が氾濫し、発着場が流失したうえ川底に砂利や流木がたまり運行ができなくなりました。
このため運行会社では、重機を使って川底の整備を行い4か月ぶりに運行再開にこぎつけました。
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20日は運行再開を記念して、台風12号で被災した地元の小学生が特別に招待され2時間の船旅を楽しみました。
21日から、一般の観光客向けの営業が再開されます。
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