兵庫県尼崎市などで起きた連続死体遺棄事件で、岡山県の海から遺体で見つかった男性を監禁して殺害したとして、角田美代子容疑者ら5人が再逮捕されました。
再逮捕されたのは、角田美代子容疑者(64)と、いとこの李正則容疑者(38)、内縁の夫の鄭頼太郎容疑者(62)、同居していた仲島康司容疑者(43)ら5人です。
角田容疑者らは、同居していた橋本次郎さん(当時53)の遺体を岡山県の海に遺棄したとして逮捕・起訴されていました。
その後の調べで、角田容疑者らが去年7月、自宅で橋本さんをひもで縛るなどして監禁し暴行を加えた上、食事を与えず衰弱死させた疑いが強まり、警察は殺人などの疑いで再逮捕しました。
角田容疑者の親族らは「橋本さんが衰弱する様子を確認していた」と供述していて、警察は橋本さんが衰弱死してもかまわないという「未必の故意」があったと判断したものとみられます。
角田容疑者は「悪いのは全て私です」と容疑を認めています。
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