去年自殺した兵庫県警察学校の職員が、入校生から集めた金、約360万円を着服した疑いで被疑者死亡のまま書類送検されました。
業務上横領の疑いで書類送検されたのは、兵庫県警察学校会計課に勤めていた男性職員(当時44)です。
職員は2010年から約2年にわたり、警察学校の入校生から集めた寝具のリース代など約360万円を着服した疑いが持たれています。
去年7月、リース業者が警察学校に支払いを催促したことから事件が発覚しました。
上司が本人から聞き取りをした翌日、職員が「罪を犯してしまった」とメモを残し、自殺しているのが見つかりました。
職員は帳簿を作成しておらず、上司も現金のチェックをしていなかったということで、警察は「ずさんな管理であったことは間違いない。信頼回復に努めたい」とコメントしています。
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