大阪市立桜宮高校の男子生徒が部活動の顧問から体罰を受けた翌日に自殺した問題で、顧問が「体罰は必要だがこの生徒には厳しすぎた」と話していることが分かりました。
大阪市立桜宮高校バスケットボール部顧問の男性教諭(47)は、教育委員会の調査に対し、男子生徒(17)が自殺する前日と5日前に平手で顔を叩くなどの体罰を加えていたことを認めています。
顧問は「強いクラブにするために体罰は必要か」との質問に「必要だと思う」と答え、自身の体罰が常習化していたことを認めました。
一方で顧問は「この生徒には厳しすぎたと思う」と話していることが分かりました。
教育委員会は、この顧問に対する聞き取り調査を先月28日に一度行っただけで、顧問が顛末書を書くのを待っているということです。
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