和歌山県有田川町で目撃情報が相次いでいたツキノワグマが27日、捕獲されました。
27日午前8時ごろ、和歌山県有田川町清水で設置していたオリに、体長約1メートル30センチ、体重42.5キロのオスのツキノワグマがかかっているのを町の職員が見つけました。
この地区ではクマの目撃情報が今年になって5件相次いでいたため、オリを設置していました。
【獣医師は】
「かなり高齢な個体で、食べ物をとる能力がだいぶ落ちてしまっている。食べ物が非常に少ない時期であった」
このツキノワグマは今月18日にも捕獲され山奥に放されましたが、またオリにかかったということで、再び放しても人里に現れて危害を加える恐れがあることから安楽死させたということです。
今年度、和歌山県内ではすでに4頭のクマが捕獲されてます。
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