生活保護費の不正受給に関与したとして逮捕された徳島県の元県会議員について、警察は他の不正受給にも関与した疑いがあるとみて調べています。
徳島県の元共産党の県会議員扶川敦容疑者(56)は、不動産仲介業の男と共謀して、生活保護を申請した女性のアパートの入居書類に偽った内容を記入して徳島県に申請し敷金などをだまし取った疑いが持たれています。
扶川容疑者は「他にも同じ様な申請をしていた」と話していました。
【扶川容疑者・今月14日】
「(不動産仲介業者に)出された書類を無批判に見て”これは駄目だ”と言わずに見過ごしてきたものはありました」
警察は、扶川容疑者が他の不正受給にも関与した疑いがあるとみて調べるとともに、生活保護費の使い道についても捜査しています。
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