23日朝、奈良県桜井市にあるJR桜井線の踏切で、軽トラックと電車が衝突し、軽トラックを運転していた男性が意識不明の重体となっています。
23日午前8時半ごろ、桜井市芽原のJR桜井線の踏切で、奈良発・JR難波行き普通電車の運転手が軽トラックが進入してくるのを見つけて非常ブレーキをかけましたが間に合わず、衝突しました。
この事故で、電車の乗客約80人にケガはありませんでしたが、軽トラックを運転していた天理市内に住む大東正明さん(69)が意識不明の重体となっています。
大東さんはビニールハウスの補修の仕事へ向かう途中だったということです。
踏切は遮断機や警報機がなく、車両の通行が禁止されていて、警察は大東さんがなぜ踏み切りへ進入してしまったのか調べています。
事故の影響でJR桜井線は、天理駅と桜井駅の間で2時間以上運転を見合わせました。
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