24日朝、大阪府枚方市で旧日本軍によって作られたとみられる砲弾が見つかりました。
市内では、ことしに入っておよそ300発の砲弾が見つかっています。
【高橋亮光記者】
「発見された砲弾は、長い間放置されていたのか、かなり赤茶色に錆びついています」
午前10時前、枚方市禁野本町にある病院の建設地で、発掘調査をしていた市の職員が地中に埋もれていた1発の砲弾を見つけました。
砲弾は、長さおよそ40センチ、直径およそ10センチで、信管や火薬は抜かれていて爆発の危険はないということです。
枚方市によりますと、砲弾は戦時中に現場近くにあった旧日本軍の兵器の製造工場が爆発事故を起こした際に飛び散ったものとみられます。
【発見した職員】
「現場の発掘調査でも二十何個の砲弾が見つかっていて、周りでも建築工事のたびに見つかっています」
枚方市内では、ことしに入り、いずれも信管のないおよそ300発の砲弾が見つかっていて、市が詳しい調査を進めています。
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