大阪府警で、またもや不正が発覚しました。
大阪府黒山警察署が、去年の自転車盗難の被害の一部を申告せず、事件の発生件数を実際より少なく見せかけていた疑いがあることが分かりました。
堺市の一部などを管轄する黒山警察署。
ここで今年9月までに認知された自転車盗難の件数は431件でした。
去年の同じ時期と比べると116件から一気に3.7倍にも増えているのが分かります。
いったい何があったんでしょうか?大阪府警が調べたところ、黒山署で統計事務を担当していた警察官が、去年受理した自転車盗難の被害届の一部を認知件数に計上してない疑いが出てきました。
大阪府警では今年、堺警察署でも窃盗などの認知件数で、6500件以上の過少申告が発覚したばかりです。
黒山署はこの問題を受けて行われた調査の結果「不正がなかった」とされていました。
【街の人は】
(男性)
「それはちょっとおかしいですね。なんでそんな過少評価する必要があるかどうかね。その通り報告すればそれで済むことやと思いますけどね」
(女性)
「警察がそんなことやってたらそれはアカンよ。あんまりこの頃いいイメージないね」
黒山署では今年の3月から自転車盗難の認知件数が大幅に増加しています。
発表する数字に何らかの意図が加わっていたのでしょうか?
大阪府警は過少申告の実態を調査しています。
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