業者から海外旅行などの接待を受けたとして収賄の罪に問われた和歌山県紀の川市の元・副市長に対する初公判が開かれ、被告は起訴事実を全面的に認めました。収賄の罪に問われているのは紀の川市の元副市長堂本正秀被告(63)です。起訴状によりますと堂本被告は、産業廃棄物最終処分場の拡張について業者に便宜を図った見返りに2007年から2010年にかけて韓国などへの海外旅行やゴルフなどの接待を受けたとされます。11日の初公判で、検察側は副市長だった堂本被告は処分場の拡張に関して意見をとりまとめるなど指揮・監督する立場にあったと指摘しました。堂本被告は「間違いありません」と起訴事実を認めました。次の公判は来月16日に開かれる予定です。
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