高級ブランド牛として有名な「神戸ビーフ」が初めて海外に輸出されることになり、29日、兵庫県加古川市で出発式が行われました。
神戸ビーフを食肉加工する加古川市の施設では、出発を前に初の海外輸出を祝う式典が開かれました。
神戸ビーフはこれまで、海外からのラブコールがあったものの、外国の厳しい輸出基準を満たす施設が県内にありませんでした。
去年10月、この施設がマカオの基準をクリアし、初の輸出が実現しました。
今回は、牛4頭分約200キロが輸出されるということです。
<神戸肉流通推進協議会 喜多太見男 会長>
「世界一うまいということで、食べてもらったら分かりますので、私もそれ(反響)を絶対に楽しみにしときたいと思います。」
第一歩となるマカオでは、富裕層をターゲットに100グラム当たり5000円前後と日本のおよそ1.5倍の値段で販売される予定です。
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