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男性長寿世界一 木村次郎右衛門さんが115歳の誕生日

京都府京丹後市に暮らす、男性として長寿世界一の木村次郎右衛門さんが19日、115歳の誕生日を迎えました。 長生きの秘訣は何なのでしょうか? 【木村次郎右衛門さん】 「みなさんに愛されまして。口で言い話すことのできない、感無量」 嬉しそうに話すのは19日誕生日を迎えた木村次郎右衛門さんです。 次郎右衛門さんは明治30年生まれのなんと115歳!国内では最高齢、男性として長寿世界一です。 最近は、一人でできることは減ってきたということですが、食事は家族と同じものを食べるなど、まだまだお元気です。 さっそく得意の英語を披露してくれました。 【木村次郎右衛門さん】 「サンキューベリーマッチ」 Q元気の源は? 【木村次郎右衛門さん】 「お天道さんのお恵みがたまものでございましょう。毎日空を仰いでおるのが私の現状でございます」 子どもから玄孫まで合わせて59人。 大勢の家族に囲まれ、次郎右衛門さんは毎日が楽しいと話します。 【木村次郎右衛門さん】 「子どもさんを抱っこすることは、本当に天にも昇る気持ちでございます」 【ひ孫・小田鮎美さん】 「変わらずに元気でいてくれてよかったなと思います」 毎日、テレビや新聞を見て現在の状況を勉強しているという次郎右衛門さん。 115歳になってもまだまだ元気です! 【木村次郎右衛門さん】 「バンザーイ、ありがとうございます」

”中間貯蔵施設受け入れ検討”の荒井発言に生駒市長が激怒

18日、奈良県の荒井知事が、原発の使用済み核燃料の中間貯蔵施設建設に前向きに検討すると発言したことに対し、奈良県の生駒市の市長が「待った」をかけました。 【山下真・生駒市長】 「知事としての発言の重みを 十分わかってないんじゃないかこの人は」 怒りをあらわにするのは奈良県生駒市の山下真市長。 その矛先は荒井知事です。 荒井知事は、18日の定例会見で、福井県にある大飯原発の 再稼働問題に関し、原発から出る使用済み核燃料の 中間貯蔵施設を県内で建設することに、前向きな姿勢を示しました。 しかし、山下市長は、知事が原発の再稼働を前提としていることや、 大量の放射性物質を受け入れることを危惧しています。 【山下真・生駒市長】 「最初から住民の理解が得られないことがわかっていながら、  前向きに検討するって  なんのために前向きに検討するって言っているの?」 山下市長は、20日荒井知事に、反対の意向を伝える方針です。

「むっちゃデカイ!」 体長1.5mのアナゴ

京都府宮津市にある府立海洋高校の実習船が、日本海で、あるビッグな魚を捕まえました。 寿司にすると200貫・100人前になるそうです。 【海洋高校生徒】「初めて見ました。むっちゃデカイ!」 【実習船みずなぎ・伊藤誠船長】「あんな大きさは初めてです」 悪戦苦闘しながら京都府立海洋高校の生徒たちが抱えるのは、体長1・5m、重さは9・1kgある、巨大な「クロアナゴ」です。 今月12日、丹後半島経ケ岬沖、深さ200mの地点で底引き網を使った実習中、偶然この巨大アナゴがかかりました。 実習船に30年以上乗る船長もビックリです。 【伊藤船長】「生きていたので持ち帰ってうちの学校で見せようと思った。帰ってくるまでずっと生きていたので『ラッキーラッキー』と言っていた。『かば焼きにでもしたらどうや』という話が出た」 【生徒】「1回食べてみたい。なかなかおいしそう」 「先生に聞いたら(寿司)200貫作れるそうです」 巨大アナゴは、かば焼きになるのか?寿司になるのか? 生徒の期待が膨らむところに、京都大学の研究グループがやって来ました。 【京都大学舞鶴水産実験所・甲斐嘉晃助教】「日本海のちょっと深いところはあまり生物がいない。そういった環境でここまで大きくなるのは、ちょっと珍しいのではないか」 アナゴなど、ウナギの仲間の生態はよく分かっていないそうです。 【甲斐助教】「貴重な記録。標本にして永久に保存したい」 【カメラマン】「食べてみる研究は?」 【甲斐助教】「今回は標本を優先したい」 巨大アナゴは、生徒たちの胃袋ではなく、研究所に運ばれていきました。

”殺意の証拠”なく捜査は難航 京都・祇園の車が暴走事件から1週間

京都の繁華街・祇園で、暴走した車にはねられ歩行者7人が死亡した事件から、19日で一週間となります。 警察の捜査が続いていますが、車が暴走した原因はいまだにわかっていません。 現場となった京都・祇園の交差点では、事件から一週間が経った19日も、花を手向け、祈りを捧げる人の姿が後を絶ちません。 【死亡した岸本真砂子さん(68)の友人】 「お花の好きな人だったからね、すごく。毎年桜を見に来ていたんですよ八坂神社に。お花ばっかりの中で天国で暮らして、毎年八坂神社には多分、花見に来ると思います」 【死亡した伊勢由希子さん(58)の友人】「もう40年来の友人ですので、色々頼りにしてました。『ありがとう』と『帰ってきてほしい』それだけですね。」 今月12日、車が暴走して次々と人をはね、歩行者7人が死亡したほか、車を運転していた藤崎晋吾容疑者(30)も死亡しました。 藤崎容疑者には、てんかんの持病がありましたが、警察は、ドライブレコーダーの解析結果などから運転していた際は意識があったとみて、殺人容疑で勤務先などを捜索しました。 しかし、これまでに殺意を明確に示すような証拠は見つかっていません。 事件から一週間、原因の究明は難航しています。

体力テスト中の児童10人が体調不良で搬送 熱中症か

19日午後、大阪府八尾市の小学校で、校庭で体力テストを受けていた児童が体調不良を訴え、10人が病院に運ばれました。 いずれも症状は軽く、熱中症とみられています。 午後0時40分ごろ、八尾市にある東山本小学校の教員から、「気分が悪いと訴えている6年生がいる」と消防に通報がありました。 6年生の児童は当時、校庭で体力テストを受けていて、男女10人が手足のしびれや吐き気などを訴え、病院に運ばれましたが、症状は軽いということです。 八尾市の19日の最高気温は24度、京都や奈良でも25度と、近畿各地で5月中旬並みとなり、児童は熱中症を起こしたとみられています。 気象庁は、今後も気温の変動が大きくなると予想していて、急に暖かくなる日には注意が必要です。

留学生が豪雨被害の南紀をPR フェイスブックで魅力発信

去年の豪雨災害で被害を受けた和歌山県新宮市では、日本の大学に留学している外国人留学生の力を借りて街のPRを始めました。 畑作業を体験しているのは、中国や台湾などからの留学生たち。 でも、なぜか手にはタブレット端末が…。 ここは去年9月の豪雨災害以降、観光客が激減してしまった新宮市。 畑作業をしている彼らは、市の観光協会に招待され地元のPRを手助けするためにやってきました。 【新宮市観光協会水本直之さん】 「留学生ですね独自の視点で彼らのツールを使って、フェイスブックとかを使って新宮の復興と魅力の発信をしてくれれば」 観光協会が目を付けたのは、フェイスブックやツイッター。 これらを頻繁に利用するという留学生に、地元の文化を経験してもらいその魅力を世界に発信してもらおうと考えたのです。 留学生たちは、観光スポットでどんどん写真を撮ってインターネット上にアップしていきます。 さっそく、海外の友人から反応があったようです。 【留学生】 「こんな平安衣装を着たいなぁとみんな興味を持ってくれた。日本のこんな歴史とか文化を世界中の人に知ってもらいたいと思います」 留学生の力を借りた新しい形のPR。 観光客が減ってしまった街の復興の一手となるでしょうか?

格安航空ピーチ 燃料計器に異常表示で緊急着陸

19日、格安航空会社「ピーチ」で飛行中に燃料計器に異常を示す表示が出たため関西空港に緊急着陸するトラブルがありました。 ピーチによりますと午後4時50分ごろ関西空港発、鹿児島空港行きのピーチ197便で四国の上空を飛行中燃料計器に異常を示す文字が表示されたということです。 そのためこの便は関西空港へ引き返し緊急着陸しました。乗員乗客133人にケガはありませんでした。 【乗客】 「鹿児島からこっちに来て今から鹿児島に帰ろうと思ってたんですけど、ちょっときついですね」 「一言で感想を言うと、安物買いの銭失いしたなと」 整備の結果燃料漏れなど、機体に異常は見つからず明日は通常通り運航するということです。 ピーチでは先月にも客室乗務員の操作ミスで非常脱出装置が誤作動するトラブルがあったばかりです。

大阪市 事務所退去で労組が提訴

市役所からの事務所退去を命じられた大阪市労働組合連合会は、処分の取り消しなどを求め大阪地方裁判所に提訴しました。 市の労働組合を巡っては橋下市長が去年11月の市長選挙の際、勤務時間中に当時の平松市長を支援する活動をしていた事などを問題視し、庁舎内からの事務所の退去を命じています。 これを受け市労働組合連合会は「退去命令は裁量権の逸脱だ」として、大阪地裁に処分の取り消しと、1000万円の損害賠償を求める訴えをおこしました。 【橋下徹大阪市長】 「いいんじゃないですか?司法決着してもらって、  組合への便宜供与は極力抑制的に考えるべきです」 市役所庁舎内には現在も一部の組合が事務所を残していて、市は退去に応じない場合提訴する方針です。

コンビニ強盗2万円被害 客を装い店内に45分

20日未明、大阪市北区のコンビニエンスストアに客を装って入った男が、店内に45分ほどいた末に店員に刃物を突きつけ現金2万円を奪って逃げました。 20日午前2時半ごろ、北区山崎町の「ファミリーマート天満駅前店」で客を装って入ってきた男がレジカウンターにいたアルバイト店員(25)にカッターナイフを突きつけ「金を出せ」と脅しました。 奥の部屋にいた店長が出てきてレジにあった現金2万円を渡すと男はそれを奪って逃げました。店員にケガはありませんでした。 男は、事件前、立ち読みをするなどして店内に45分ほどもいた末に犯行に及んでいて、犯行後は店の近くからタクシーに乗って逃げた疑いもあるということです。 男は30歳代後半から40歳代前半ぐらいでベージュっぽい上着を着て青っぽいジーンズをはき眼鏡をかけていたということです。 警察は強盗事件として捜査しています。

熊野那智大社 復旧進む

和歌山県那智勝浦町の熊野那智大社では去年の台風12号の土砂崩れの影響で傾いた社殿の修復作業が進んでいます。 社殿の修復作業に用いられているのは伝統工法の「建て起こし」です。 神聖な建物のため解体することができないことから、建物をそのまま押し上げる方法が用いられています。 世界遺産の熊野那智大社は去年の豪雨で発生した土砂崩れで社殿の一つが、傾いてしまいました。 春になり、ようやく土砂が片付き、裏山の修復工事も終わったことから、今回傾いた社殿の修復が行われるこ とになりました。 【熊野那智大社・朝日芳英宮司】 「ゆがんだところをすべて直し、今年末までにはなんとかご本殿は修復できるんじゃないかと思う」 作業は年内いっぱいかかるそうですが、大社は新年には綺麗になった社殿で参拝客をお迎えしたいと話していました。

宇治市のケースワーカーが「誓約書」出させる

京都府宇治市で生活保護申請者が、私生活に踏み込む内容の誓約書を提出させられていた問題で、ほとんどのケースワーカーが同様の誓約書を提出させていたことが分かりました。 宇治市では生活保護の申請者に誓約書を提出させていたことが明らかになっていますが3月末の時点でケースワーカー24人のうち19人が誓約書を提出させていたことが分かりました。 誓約書は、母子家庭の母親が男性と生活することを禁じるなど、いずれも私生活に大きく踏み込んだ約束を強いる内容で、申請者だけでなく既に受給している人もあわせて39通を提出させていました。 宇治市は、私生活を改善する決意をより強くさせるために書かせたもので、強制力はなくこの誓約書をもとに支給を打ち切った事実はないとしています。 京都府は近く宇治市の組織的関与が無かったか調べるとしています。

大阪市大病院で医療事故  低酸素脳症に

大阪市立大学病院は白血病で入院していた女性が酸素を送る器具の組立ミスのため酸素不足から、低酸素脳症となる医療事故があったと発表しました。 【大阪市立大学・石河修理事兼病院長】 「申し訳ございませんでした」 今月10日、大阪市立大学病院で白血病の治療のため細胞の移植手術を受けて入院していた45歳の女性の呼吸状態が悪化し蘇生用バッグを使って女性の肺に酸素を送り込む処置を行いました。 蘇生用バッグとは緊急時に医師などが手動で肺に酸素を送り込む医療器具です。 病院が調査したところトラブルのあったバッグには血液などの逆流を防ぐ弁がありますが、看護師が向きや場所を間違って取り付けていたことが分かりました。 女性は現在低酸素脳症と診断され集中治療室で治療を受けていますが意識は戻っていないということです。

住宅火災 一人暮らしの82歳女性が死亡

20日朝、大阪市西区の住宅で火事があり、この家で1人暮らしをしていた82歳の女性が死亡しました。 午前5時半すぎ大阪市西区九条の住宅から煙が出ていると近くに住む女性から消防に通報がありました。 消防が駆けつけ火はすぐにほぼ消し止められましたが、木造2階建ての住宅の一階居間の一部およそ3平方メートルが焼けました。 この火事で居間の隣の風呂場からは一人暮らしをしていた大池千代子さん(82)がうずくまるような状態で見つかり、その後、一酸化炭素中毒による死亡が確認されました。 【近所の人】 「大池さんは最近まで入院していて、帰って来てからは2日おきに点滴に行っていた。足がちょっと弱ってた」 居間では電気ストーブが倒れ辺りが燃えていることから、警察は電気ストーブから火が燃え移ったとみて調べています。

親子殺害事件から11年 捜査員が現場へ

徳島市の親子2人が殺害された事件から11年目となる20日、捜査員が遺体遺棄現場を訪れ事件解決への決意を新たにしました。 この事件は11年前、徳島市の松田優さん1(当時66歳)と長男の浩史さん(当時38歳)が殺害され、その後燃やされた浩史さんの遺体が兵庫県洲本市で発見されたものです。 この事件では親子から多額の借金をしていた小池俊一容疑者が殺人などの疑いで指名手配されています。 事件から11年が経ちましたが犯人逮捕には至っておらず、警察は懸賞金をかけ、事件の解決を目指しています。 【情報提供:徳島東警察署】 0120-199-610

知事の発言受け 生駒市長が反対の声明文

奈良県の荒井知事が使用済み核燃料の中間貯蔵施設建設に前向きな発言をしたことに対し、生駒市長が反対する声明文を県に提出しました。 奈良県生駒市の山下真市長は20日、奈良県の景観・環境局長を訪れ声明文を手渡しました。 声明文の中で山下市長は、18日に荒井知事が大飯原発の再稼働を前提とし、使用済み核燃料の中間貯蔵施設の建設に前向きな発言をしたことに、反対しています。 さらに大量の放射性物質を受け入れることについても「容認できない」と訴えています。 【山下真生駒市長】 「重大な問題ですので知事の発言は県民にとって重く受け止められます。そのことを分かって発言して欲しい」 奈良県の景観・環境局長は、「知事の発言は現地調査をした上で検討もするという意図だった」としています。

「茶のしずく石鹸」 全国で一斉提訴

通信販売で大人気となった『茶のしずく石鹸』を使ったあと、小麦アレルギーを発症した535人が20日、販売元の会社などを相手取り、全国で一斉に訴えを起こしました。 大阪地裁には『茶のしずく石鹸』によって小麦アレルギーを発症した17歳から68歳までの64人が訴えを起こしました。 このほか東京や福岡、北海道など全国15ヵ所の裁判所で20日、同時に提訴が行われました。 原告の総数はあわせて535人にのぼり、ほとんどが女性です。 福岡の化粧品販売会社・悠香が2004年に発売した『茶のしずく石鹸』は、通信販売で4650万個もの売上を記録し、400万人以上が使ったと言われています。 その後、使った人が次々と小麦アレルギーを発症し、呼吸困難や意識障害を伴う「アナフィラキシーショック」を起こす被害が全国で相次ぎました。 『茶のしずく石鹸』に含まれる小麦成分の一種「グルパール19S」が原因でした。 このため原告たちは「石鹸が通常もつべき安全性を欠いたために深刻な被害を発生させ、製造物責任法に違反している」として、販売元の悠香など3社を相手取り、損害賠償を求める裁判を起こしました。 【大阪の17歳の原告女性】 「まさか石鹸が原因で生涯小麦を食べられなくなると思わなかったので。当初は怒りを覚えていたしあるし、疑問もたくさんありました、今は怒りから悔しい状態に変わってきている」 535人の全員の請求をあわせると70億円にのぼります。 厚生労働省によると、被害者は今回訴えを起こしたほかに全国で少なくとも1000人以上いるとみられ、原告弁護団は今後、追加提訴を行っていく方針です。

消毒不足の胃カメラを患者に使用 650人に?

兵庫県丹波市の県立柏原病院で、一度使った胃カメラが消毒が不十分なまま別の患者に使われていたことが分かりました。 その人数は最大で650人にのぼるとみられます。 丹波市の県立柏原病院は20日午後記者会見し、この病院で使われていた胃カメラが十分な消毒をされずに、入院患者や外来患者に再使用されていたと発表しました。 【病院の会見】 「消毒時間の設定が変更されており、消毒工程が十分とはいえない内視鏡で、検査を実施していたことが判明いたしました」 本来この病院では、使用済みの胃カメラは洗剤を使って水洗いし、消毒液に浸ける作業を行ってから次の患者に使われます。 しかし今月4日、看護師が洗浄工程が短いことに気付き機械を調べると、消毒液に浸ける設定時間が本来「5分」のところが「0分」になっていたということです。 病院が調査したところ、おととし7月にメーカーの担当者が点検した時には異常はなく、それ以降のどこかで設定が変わったとみられ、消毒が不十分な胃カメラは最大で650人に使われたということです。 【病院の会見】 「今後は二度とこのような事がないよう、万全の対策をしていく、申し訳ありませんでした」 今のところ健康被害の報告は出ていませんが、柏原病院は最悪の場合、B型肝炎やC型肝炎の恐れもあるとしていて、病院側は患者全員に血液検査をしてもらうよう呼びかけています。

再稼動問題 京都・滋賀には23日説明

大飯原発の再稼働について7つの提言をしている京都府と滋賀県に対し、枝野経済産業大臣は、今月23日に副大臣を派遣して、安全性の説明などを行うことを決めました。 【京都府・山田啓二 知事】 「誠実に答えていただかないとすると、政府としては一貫した行動ができないことになるのではないか、それでは政府としてはもたないのでは」 京都府の山田知事は20日、副大臣派遣の方針を受け「誠実な説明」を強く求めました。 京都府と滋賀県は、大飯原発の事故で大きな影響が出る「被害地元」として、安全対策などについて中立的な第三者機関がチェックすることや、脱原発依存に向けた工程表を示すことなど、7項目の提言を政府に出しています。 枝野大臣は20日、政府が確認した大飯原発の「安全性」や「緊急性」について、週明けの23日に副大臣を京都府と滋賀県に派遣して説明すると発表しました。 提言を「重く受け止める」としている政府は、大飯原発の「被害地元」の声にどこまで答えるのでしょうか。 【山田知事】 「7つの項目はどれをとっても国民に理解を求めるうえで大きな疑問として出てきている問題である。率直かつ誠実にお答えいただきたい」 一方、関西電力の八木誠社長は20日、「再稼働に向けステップは確実に進んでいる」と話し、早期の再稼働を改めて求めています。

荒井知事の発言に生駒市長が声明文提出

奈良県の荒井知事が使用済み核燃料の中間貯蔵施設建設に前向きな発言をしたことに対し、生駒市長が20日、「断固反対する」とした声明文を県に提出しました。 【生駒市・山下真 市長】 「大変重大な問題なので、知事の発言を県民は重く受け止める。よく考えて発言して頂きたい」 20日、奈良県生駒市の山下市長は奈良県庁を訪れ、荒井知事の発言を批判する声明文を提出しました。 【奈良県・荒井正吾 知事(今月18日)】 「電力の消費地も痛みを分かち合い、使用済み核燃料の中間貯蔵施設に貯蔵してもらうべきじゃないかと。本県も前向きに検討しなきゃいけないと思います」 荒井知事は18日の定例会見で、原子力発電所から出る使用済み核燃料の中間貯蔵施設について、県内の建設を前向きに検討すると発言しました。 これを受けて山下市長は「荒井知事の発言は大飯原発の再稼動を前提としている」と反発し、「大量の放射性物質を受け入れることについて、断固反対する」とした声明文を手に県庁に乗り込みました。 しかし、知事は直接対応せず、担当の局長が声明文を受け取りました。 【山下市長】 「多くの県民から知事の表明を受けて『大変不安に思っていただったけど、よく言ってくれた』とメールを頂いた。知事にはもう一度再考頂きたい」 荒井知事と山下市長は20日午後からの会議で同席しましたが、一度も目を合わせることはありませんでした。 また、山下市長の声明文について荒井知事に取材を申し入れていますが、知事は沈黙を続けています。

『茶のしずく石鹸』 訴えたのは17歳の女子高校生は…

『茶のしずく石鹸』訴訟535人の被害原告のうち、最年少は大阪に住む17歳の女性です。 この女性は「二度と同じ被害を起こしてはならない」と、裁判を決意しました。 大阪の原告団の1人、土岐明里さん(17)。 現在、高校3年生です。 家族4人で暮らす明里さんはおととし、突然「小麦アレルギー」を発症…。 治る見通しはありません。 病院での検査の結果、原因は、中学生の頃から毎日使っていた『茶のしずく石鹸』でした。 【母・香緒里さん】 「お米100%のパスタです、小麦が入っていないので、どうしても彼女はパスタが好きです」 小麦製品が一切食べられなくなった明里さんのために、母の香緒里さんはいつも家族とは別に食事を用意します。 【明里さん】 「麺固い…ハハハ」 【父】 「おいしくないなって食べてもおいしくないもんな?」 【明里】 「これが普通の麺だって思い込んでる。おいしいなって。こういう固めも売ってるんだなって」 明里さんに異変が起きたのは高校1年生の秋でした。 体が急激な拒絶反応を示す「アナフィラキシーショック」を起こしたのです。 【明里さん】 「ぱっと背中見たら真っ赤ですごい湿疹が出ていて、ちょっとあれ?と思った時には苦しくて息が出来なくなっていって、必死に母の名前を呼んで『息が苦しい』って言って、そのまま病院に運ばれた」 別の被害者が「アナフィラキシーショック」を起こした時の写真を見ると、瞼は大きくはれ上がり、時間が経つにつれ症状も悪化していきます。 明里さんが石鹸を使い始めたのは、先に使っていた母の香緒里さんに勧められたことがきっかけでした。 【母・香緒里さん】 「私が勧めさえしなければ、普段使っているものをずっと使い続けていれば、こんなことにならなかった…本当に後悔ですね」 明里さんは外出する時はいつも、万が一のショック状態に備えて、一時的に症状を改善する「エピペン」を鞄の中に入れています。 【明里】 「エピペンはこうやって使います」 (Q:使う自信はある?) 「やっ
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