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京大病院が”iPS細胞臨床化”に向け開発部を設置 新薬開発に前進

再生医療での実用化が期待されているiPS細胞の研究をさらに進めるため、京都大学病院が新たに専門の部署を設けました。 新薬の開発へ、大きな一歩となりそうです。 京大病院は18日、来月1日からiPS細胞を専門に研究する「臨床開発部」の設置を発表しました。 iPS細胞は、あらゆる細胞に分化するため、難病治療や再生医療の分野で実用化が期待されています。 今回設置される臨床開発部では、難病の患者から採取したiPS細胞を統一してデータ化することで、新薬の開発などに役立てることを目的としています。 京都大学山中伸弥教授は「今まで誰が何を作っているのか分からず、京大内でも統一できていなかったので、この臨床開発で一本化される」と話していました。 京大病院は今後、集められたデータを世界中の研究者に提供していくとしています。

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