Quantcast
Viewing all articles
Browse latest Browse all 19306

発砲巡る裁判員裁判 警察官が正当性を主張 

奈良県警の警察官が発砲し男性が死亡した事件の裁判員裁判で、殺人罪に問われている警察官が「車が凶暴で拳銃を使うしか止められないと思った」と拳銃使用の正当性を主張しました。 奈良県警の警部補・萩原基文被告(35)ら警察官2人は9年前、車上荒らしの疑いで追跡していた車に拳銃を発砲し、助手席にいた高壮日さん(当時28歳)を死亡させたとして、殺人などの罪に問われています。 職務中の2人の発砲が「正当」だったのか、それとも「殺人」にあたるのかを市民が判断するこの裁判員裁判で16日、警察官本人の尋問が始まりました。 このなかで萩原被告は「車が一般車両に突進するなどして凶暴で、一般市民に死傷者が出ると思った。拳銃を使うしか止められないと思った」と話しました。 また裁判員からの「窓ガラスを割って制止することは考えなかったのか」との質問に、「当時、近づくことすらできなかった」と答え、拳銃使用の正当性を主張しました。

Viewing all articles
Browse latest Browse all 19306

Trending Articles



<script src="https://jsc.adskeeper.com/r/s/rssing.com.1596347.js" async> </script>