近畿では寒波に襲われ、18日にかけて大雪になる見込みです。
本来なら雪が降るとうれしいはずのスキー場ですが、この大雪に困惑しています。
近畿地方を襲う強烈な寒波。
神鍋高原のスキー場も昼前から吹雪になりましたが、訪れた人たちは、スキーやスノーボードを楽しんでいました。
【記者リポート】
「雪が降るとスキー場は大喜びのはずですが今年はそうでもないようです」
午前8時のオープン前、従業員らが総出で雪かきをしています。
【スキー場の従業員】
「雪はもういいです」
さらに、ゲレンデに降り積もった雪を踏み固める圧雪車5台もフル稼動。
出動回数が増えて燃料代はいつもの年より2割ほど多くなっています。
【アップかんなべ和田浩司社長】
「圧雪車の燃料費が増え駐車場の除雪代もあるし。経費は多少多めにかかる」
多すぎる雪にスキー客の反応も様々です。
【スキー客】
「雪はやわらかくすべりやすい」
「来るときや帰る時は大雪であぶない」
このスキー場では、寒波が相次ぎ雪には恵まれましたが、去年より1割近く売り上げが減っています。
大雪で交通期間の乱れが相次いだためです。
【スキー場のレストラン従業員】
「高速道路が通行止めになると客足に影響が出る」
近畿地方では、上空に強い寒気が流れ込み18日にかけて多い所で60センチ、平地でも雪が積もる見込みです。
気象台は、雪で見通しが悪くなることやなだれなどに注意を呼びかけています。
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