東日本大震災で失われたふるさとの街並みを模型で再現した展覧会が大阪市内で行われています。
津波にのまれる前の宮城県女川町の風景。
震災前の日常を知って、復興を考えるきっかけにして欲しいと、全国の学生たちによって作られました。
岩手県釜石市や福島県浪江町など14の被災地の街並みが再現されています。
津波で流された街、気仙沼市のようすを再現したものも展示されています。
去年、学生達が現地を訪れ被災者に届けました。
震災前のふるさとを忘れたくないと住民たちが思い出の色を再現します。
【来場者】
「現地に震災前も震災後も行った事がない、ここにこんなにも生活があったん」
【神戸大学槻橋研究室・片岡憲男さん】
「自分の街の事は深く理解していないことも気付きましたし、こういったものが失われてしまった時にこの模型を作る意味を考えさせられた」
この「明日への建築展」は来月12日まで梅田阪急ビルで行われています。
時間:午前11時~午後7時
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