大阪府枚方市で、寝たきりの84歳の男性が83歳の妻に包丁で腹を刺されて死亡する事件がありました。
妻は「介護に疲れた」と話しています。
28日午前6時半ごろ、枚方市松丘町の住宅から「夫を刺した」と通報があり、警察が駆け付けるとこの家に住む川島博さん(84)が腹から血を流して倒れていてまもなく死亡が確認されました。
警察は、その場にいた妻のすみ子容疑者(83)を逮捕しました。
警察の調べによりますと、すみ子容疑者は、介護中に川島さんと口論になり、台所の包丁を持ち出して寝室で寝ていた川島さんの腹を刺したということです。
【近所の人】「(すみ子容疑者は)気を張って一生懸命お父さん(川島さん)の看病してた。私は奥さん(すみ子容疑者)みたいにはできません」
川島さんは病気で約20年間寝たきりの状態で、警察の調べに対しすみ子容疑者は「介護に疲れた」と話しているということです。
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