大阪都構想の実現をめざす大阪市の橋下市長は、市内の「区」を改革して今年8月に公募の区長を中心とする体制に移行するためのプロジェクトを始めました。
大阪市の「『新たな区』移行プロジェクト」は、市内の区を東京23区のような「特別自治区」に再編するなど、橋下市長が大阪都構想の具体案をまとめるために設置したものです。
初会合には、中田宏特別顧問や現職の区長らが出席し、現在の法体系でも可能な区役所の新体制について議論しました。
【橋下市長】「都市の実態に合わせた行政機構をつくるのを目指すのが『大阪都構想』ですので、東京都政の課題も解消するような『新しい大都市制度』を追求していきたい」
大阪市は、現在選考している公募区長の着任を8月1日とし、区ごとに予算編成するなど大阪都構想を見据えた改革の方針を固めました。
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