奈良地方検察庁の男性事務官が、庁内のネットワークシステムに不正にアクセスしたとして戒告処分を受けました。
戒告処分を受けたのは、奈良地検の40歳代の男性事務官で、地検によりますと去年12月、内部のネットワークシステムに2度にわたって不正にアクセスし、人事に関する情報を閲覧したということです。
事務官は以前システム担当をしていた際に知った、自分のものではないIDとパスワードで不正アクセスを行ったとみられます。
奈良地検は、不正アクセス禁止法違反の疑いで捜査していましたが、「外部への情報漏えいはなかった」などとして、29日付で起訴猶予処分にしています。
事務官は「興味本位で見てしまった」と話しているということです。
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