3日のひな祭りを前に京都の老舗の料亭で開かれたお茶会に、福島県から避難している小学生が招待されました。
京都市左京区の「下鴨茶寮」では毎年、大学生たちが「ひな祭りをいつまでも楽しめる世の中に」という平和への願いを込めて、「ひな祭り茶会」を開いています。
今年は東京電力福島第一原子力発電所の事故の影響で福島県から京都に避難し、現在、伏見区の桃山小学校に通っている児童28人が招待されました。
子どもたちは大学生が1つ1つ丁寧な作法で点てたお茶を慣れない手つきで飲んでいました。
【児童】
「楽しかった」
「ちょっと苦かったけどおいしかった」
「(作法は)難しかった」
児童らはふるまわれたお茶やお菓子を楽しみながら、京都の文化に触れていました。
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