兵庫県姫路市のスナックで4人が死傷した放火殺人事件で、逮捕された男が死亡した女性との間に金銭トラブルを抱えていたことがわかりました。
姫路市の溶接工・鈴木武容疑者(35)は、3日未明、市内のスナックに放火し、経営者の根本藍美さん(27)を殺害した疑いがもたれています。
店の客など3人も重軽傷を負いました。
知人らへの取材で、鈴木容疑者は約1年前から根本さんと交際していて、貸した金を返すよう求めましたが断られたため1週間ほど前に別れたばかりだったことがわかりました。
「(鈴木容疑者は)金を貸してたみたい。『(根本さんと)別れたんや』とは聞いた。金の切れ目が縁の切れ目や』と一番最後には言うてた」
3日午後、鈴木容疑者は、広島県で警察に出頭して逮捕されました。
警察の調べに対して、鈴木容疑者は「知人の女性の車で広島に逃げた」と話しているということです。
鈴木容疑者の友人らによりますと、鈴木容疑者は広島出身で、元妻と子供が広島にいるということです。
警察では、犯行の動機やその後の足取りを詳しく調べています。
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