店の電気メーターが遅く回転するよう細工をして、電気料金の徴収業務を妨害したとして、飲食チェーン店経営の男らが逮捕されました。
不正に免れた電気料金は、6000万円以上にのぼるとみられます。
明るい照明で営業する泉佐野市のラーメンむさし。
この店では、6月から電気メーターがゆっくり回るように細工されていて、電気料金は、1ヵ月あたりおよそ5万円も安く請求されていたということです。
警察は、このような細工で電気料金の徴収業務を妨げたとして、ラーメンむさしの経営会社の取締役・野中豪容疑者(58)を逮捕しました。
また野中容疑者に「こんなんできますよ」と細工を持ちかけた露天商・橋本三郎容疑者(44)も逮捕されました。
2人は、野中容疑者の経営する他の店でも細工をしていて、被害総額は数年間で6000万円以上におよぶとみられます。
野中容疑者らは「利益を上げるためだった」と容疑を認めています。
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