大阪市の橋下市長は、職員の不祥事の根絶を目指すプロジェクトチームを立ち上げ、21日、第1回目の会合を開きました。
【会合の冒頭であいさつをする橋下徹・大阪市長】
「職員採用後に入れ墨を平気で入れる職場なんて正直信じられない。これは異常事態です」
初会合が開かれた橋下市長肝いりの「服務規律刷新プロジェクト」。
きっかけは、児童福祉施設に勤務する職員が児童に腕の入れ墨を見せ、恫喝していたという不祥事が発覚したことです。
他にも水道局の職員が覚せい剤を使用したとして逮捕されるなど、不祥事が一向に無くならない大阪市。
このチームには弁護士も参加していて、橋下市長は不祥事の根絶を図るため、服務規律の厳格化を進めるということです。
また、過去にさかのぼって不祥事を洗い出す方針で、違反者には免職を含めた厳しい処分を課す考えです。
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