熊野三山の一つ・「熊野本宮大社」が現在の場所に移って120年になるのを記念して、1年間続く祭りの皮切りとなる「お白石持行事」が行われました。
熊野本宮大社は、「大斎原」と呼ばれる川の中州にあった社殿が「明治22年(1889年)の大水害」で破損し、1891年に現在の場所に移りました。
「お白石持行事」は移転から120年になるのを記念して営まれる「正遷座百二十年大祭」の一環として行われました。
参加した人たちは熊野の海岸で採取され清められたおよそ5000個の真っ白な石を社殿の周りに一つ一つ敷き詰めていきました。
熊野本宮大社の百二十年大祭は来月の「本殿遷座祭」など来年3月まで続き、社殿も1年がかりで新しく生まれ変わるということです。
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