大阪市の平松前市長への選挙支援を呼びかける文書をねつ造し、解職された大阪市交通局の元非常勤職員が、大阪維新の会の政治塾に応募していたことが分かりました。
維新の会によりますと、労働組合が平松前市長を不正な方法で支援したという文書をねつ造したとして解職された交通局の元非常勤職員は、今月24日に開講した「維新政治塾」に応募していたということです。
維新の会は、政治的中立性の観点から市の職員を政治塾の受講の対象外としていて、元非常勤職員についても一次選考で不合格にしたため、問題ないとしています。
一方、27日の市議会は、維新の会がねつ造文書をもとに労働組合や市当局を追及していたことを各会派が問題視し、一時、紛糾しました。
議会は28日午前5時ごろまで続きましたが、維新の会がこの問題を説明することはありませんでした。
各会派は28日午後、維新の会や代表を務める橋下市長への対応について、改めて協議することにしています。
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