大阪市職員の政治活動や組合活動を調査していた第三者チームは、「市役所ぐるみで選挙戦を行っていた」などと結論付ける最終報告書をまとめました。
大阪市の第三者チームは2日、最終報告書を橋下市長に手渡しました。
報告書によりますと、去年11月の市長選挙で、区長らは、会議で選挙の情勢報告を行い、副市長から選挙戦を意識するよう指示を受けるなど、市の職員が当時の平松市長を組織的に支援していたということです。
【橋下市長】「組織を自分達で守るために市長を利用したという面もあるだろうし、政治家と公務員の役割分担を明確化して線引きするルールや制度が必要ではないか」
また、第三者チームは、選挙戦に深く関与した6人の職員が受けている懲罰的な人事を「あまり好ましくない」として橋下市長に是正を求めました。
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